nico

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SOMEWHERE
ソフィア・コッポラ。

彼女の作品は、ロスト・イン・トランスレーションだけ、よく観ていない。

よく彼女の作品を浅いなどと表現するひとがいるが、彼女の作品はどれも彼女らしく深い。

劇的な表現を必要としないのは、彼女がどんな人物もただの普通のひとりの人間だ、

という理解から撮っているからじゃないかと思う。

泥臭い変化は、もう時代にもそぐわないしね。

uuun

この映画、5年前の映画だったんだ。

すごく良い映画だったな。

エル・ファ二ング、美しい。

ずっと昔、私も子供を持ち、改めて自分を考えた時、

自分が、空っぽだと気が付いた。

それまで自分が持っていた理想とか毎日の楽しみなんて

私自身を現すものでもなんでもなく、ただ広い海に漂う落ち葉のように感じた。

他の誰かが、夢中になって生きた時間さえ私にはなかった。

いや、夢中になっているように見えた連中の中にも実は、さめざめとそこに

寄り添っているだけの奴だっていたのかもしれない。

私は、ただただ素直だっただけだ。

そのままで、私はじゅうぶん生きることに夢中だったのだ。

そう分かった今は、空っぽも怖くないし、逆に怖いと思うこともできる。

とにかく、何にもないじゃん、私。と、そう思ったところから

私を私が知り、元気づけてやれるようになったのだ。

何もなくても、私は私。

誰とも違うの、私は。ただそれだけ。
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THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
あー、もう

すっごく!よかった!!

2回、観に行っちゃった。

自由って感覚は、いちばん好きな感覚だ。

twm1

そして、それって孤独と一緒なんだよね。

oooj


こういう自由たくさん、味わったら良い顔になるだろうな。

勇気だな。

友人にすすめたけど、なかなか観に行ってくれなくて残念。

でも真っ先に母が観に行って「すごい良かった!あれは、他力ってやつよね。

私にもサウンドトラックちょうだい」と言ってくれた。

映画の中の妹とママ(大好き!シャーリー・マックレーン)とのやりとりも良かった。

典型的なアメリカ人より、少々引っ込んだキャラなのも良かったナ。

THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY

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uuuv
追記2-風立ちぬ
nnn6

この作品が「清らかさへのノスタルジー」だと、気が付いたら、
まあ、それが私の勝手な感想かもしれないが・・・
宮崎駿がはじめて真の素顔をさらした気がした。

私は宮崎駿の最近の作品は往往にして、2つに感じ取れる構造になっていて、薄っぺらにさえ思えるような上澄みのエンターテイメント的な部分と、強い思想観の下の部分があり、わかろうとしなければ、知らずに終わる、と感じていた。
だから、私は彼の作品をいつも冷静に見ていた。
いったい、この映画は何が言いたかったのか。
そのことをこどもに話す度、けげんな顔をされたものだ。
「私は、とても愉しく見たの。だから、それでイイでしょ?ママ。」

この作品で吐かれたピラミッドとは、この世とは、頂点と底辺のある世界で
「ただ、美しい飛行機が作りたいだけ」なのに戦争に利用され、
それをどうすることもできない無力な自分がいる。
ただ、それが、あったから、自分は美しい飛行機を作れたのだ。
それをピラミッドという言葉に象徴させたセリフであったか、と思われる。
おそらく、アニメーションの世界での宮崎駿もそうであったのかもしれないと、私は感じた。

原発が反対でも私たちは、原発の作る電気を使う。
同じように、原発推進のTV会社のタイアップを許してしまえば、原発推進になる。
けれど、そういう力を借りなければ美しいものは作れなかったのだろう。
それが風立ちぬでは、明確だったと私は思う。

清らかさは、宮崎駿の全作品に共通して感じられるものだ。
しかし、とりわけ風立ちぬには最初から最後までそれを強く感じた。
清らかさは、今の日本人がなくしてしまったものであり、第一に取り戻すべきものであると。
なぜなら、清らかさは誇りを生むから。
彼がアニメーションを通して残したかったもの、それが人間の清らかさであったと、私は思う。
風立ちぬは、そういう彼の強い意思を一枚仕立てとして感じた。

私は、この作品で一番夢の中でカプロー二に会うところが好き。
自分がしたいことをずっとし続ける勇気があれば、だれでもあの場所に出る。
そう思うから!
あの場所はみんなが笑顔。

Bravo!!![風立ちぬ]。
Bravo!!![宮崎駿]。
marvelous!!!
Bill Cunningham
Bill Cunningham new york

「ああ、こういう生き方あったんだ。」

「ファッション、それと人への興味、それ自体が私も似てる。」

ビルさまに失敬なのだが、恐れ多くも私は、そう思った。

どのくらいその服とその人が共鳴しあっているか、

どのくらいその服を着る側が欲してるか、

服がその人を欲しているか。

ファッションに騙されていない冷静さ。

またあるひとは、博打打のようなダイナミックな、愉しさ♪

見るのがほんとに大好きな私にもわかる!

bcny

ファッションの渦中を常に見定めていることの新鮮さ、そして面白さ。

ある時、ほんの一瞬を境目にして、人の視線が、方向が変わっていくのを

たくさんの人の洪水から初めに見つけるビル。

たしかに…それは、きっと恋愛よりもっと楽しかったに違いない。

bcny1

映画の登場人物の↑この方が、まるでカトゥーンネットワークとか

二コロデオンのアニメにいそうなキャラクターでとてもチャーミングだった!

こういうの考えるのが大好き!って感じがなんとも癒された。

たかが服、されど服だね。
眺めのいい部屋
最近、何でだろう、映画「眺めのいい部屋」のことをよく思い出すの。

ああ、プッチーニが聴きたかったんだ!

私は、オペラのことよく知らないけど、誰のジャンニスキッキがいいか、聴き比べたら

みんな良いけど、キリテカナワが一番好きだった。

Kiri te Kanawa - O mio babbino caro - Puccini

眺めのいい部屋
Whatever works
ww

あ、いま、タイトルのしたのa new comedyって文字発見。
うん、このひとの映画って、吉本新喜劇みたいな押しがある。
相変わらずの偏屈さと皮肉で笑った。
「神さまなんていないのよ、あるのは無だけ。」
そうだよ、はっきり言ってやった方がいいんだ。って!
ほんとほんと。
人って、偏りたくないのに偏ってしまったり、
言っちゃいけないと、思ってるのに言っちゃったりすること、あるでしょ。
もう、ユニクロで服を買わないぞ、と思ったけど買っちゃったりね。
まあ、こっちの話。
そういうのをやっちゃうのが、ひとってものなのかな、と思うよ。
SPEC 天
正直、何が何だかわからない世界になってる気もするけど、

当麻の格好良さを見たくて。

瀬文と当麻のただ、二人並んで倒れてる姿が、

すごいラブシーンに感じた。

すごい監督だな。そこだけ、文学的だったから。

兄妹役やったせいもあるけど戸田恵梨香さんて、

どこか二宮くんと似て感じちゃう。

なんだろう。同じ質の色気があるのかしらね。わからないけど。

神木龍之介くんて、なんとも魅力ある俳優だなあ。楽しみなひとだ。

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2012/04/11(水) 09:50:57 | We love Movie | Trackback(-) | Comment(-)
Hereafter
クリント・イースト・ウッドの[ヒアアフター]を観てきた。

ラッキーな私、今回風ちゃん夫妻と観に行き、風ちゃんのダンナのおごり。

最高 

何だか私が子どもに戻れるようなお二人なので、また風ちゃん夫妻と行けますように。

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マリー・ルノ役のセシル・ドゥ・フランス可愛かった。

ベルギー人らしいけど、私からすれば仏女の可愛さにあふれたような女優だった。

どこかが、少女のようで。

それから、もっと可愛いのは…

ha1

ジェイソンとマーカス役のマクラレン兄弟。

寡黙だけど、頭の良い繊細な感じが良く出ていた。

この映画は、来世と訳されているけど辞書で引くとこの先とか将来とかの意味もある。

[来世]と言う意味だとしたら、何をどう伝えたいのか、私は解らなかった。

精神的な観点から、前世とか来世とかを思うといつも思うのは

ただひとつ「前世も来世も今ここにある」って感覚。

ただすべては、一度きり。

そして映画の中で二つの恋愛を微妙にニュアンスを変えて映している。

片方は、官能的な誘惑の混じった感じでもう片方は、純粋に惹かれる感じ。

あれは、意図的に何かを伝えようとした気がするな。

映画としてどうとか、そう言うものを的にせず進むペースが

クリント・イーストウッドそのものな気がした。

彼の映画はハリウッド的なものから、一抜けたって感じがいいんだよね。

初めは、哀しいことが一杯でどうなるのかと思ったけど

最終的にとても爽やかで、心地よかった。

クリント・イーストウッド、80歳。

私にとって、理想の男。

あ、話が映画から外れちゃった。
帰友稀有
お正月休みで、実家に帰った友人に会った。

お土産にこの映画とDiorのドキュメンタリー(ガリアーノ最高

それから岡田光世さんのエッセイを持ってきてくれた。

こんなにウレシイことってない。

友人との共通項を見つけ、そこに一緒にいようとしてくれること。

この作品を思い出す時、彼女を永遠にそこ感じられること。

そんなことって、宝物。

プルートで朝食を [DVD]プルートで朝食を [DVD]
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キリアン・マーフィー、ニール・ジョーダン 他

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そしてこの映画[プルートで朝食を]。

純粋な魂は、まるで異星人のような感覚をぬぐえない。

なぜなら、心をさがしているから。

若い頃は、パワー大好きの食べることが生きることの人々に怯えていた。

勢いづいて走るトラックの脇を、あおられて歩いているような。

そんなの幻想なのに信じていたんだな。

かといって、こっちも生き方がめちゃくちゃだったから。

人のやさしさに甘えて。

人ってさ「愛して」なんて求めなくなったら、自由だよね。

自由になるには、それなりに苦しむ。みな一通り、同じに苦しむ。

苦しんだ先に必ず、輝きが待ってる。色あせない輝きが。

色あせない輝きを心に秘めて、すごくシンプルに素直にいたいだけ。

そういう私になりたかっただけ。

そんなことを思う映画だったな。

Thanks!My Dear Friend!!
ただひたすら
格好良かった[Gran Torino]のクリント・イーストウッド。

すべて自己責任、て感じも愛されなくてOKって感じも。

年上の人間がこういう風に潔く生きてることが、支えになるんだ。

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ほんとに
オモシロくも何ともないものは、心にも残らない。

映画は、まず心に残ることが大事なのかも。

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NINE
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遅ればせながら[NINE]を観た。

特にストーリーがどうのって、語るようなものはなかった!ケド…

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大好きなソフィア・ローレンはもちろん!!女達は、誰も美しかった!

そしてやっぱこの映画のテーマ曲[BE ITALIAN]が、ものを言ってた。

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nin3

先日、店に50代のお洒落姉妹がやってきた。

ショートカットの陽に焼けた二人のイキイキと瑞々しかったこと。

紺の圧縮ニットのジャケットに色おちしたジーンズ。

薄いグレーのニットジャケットにフラノのパンツ。

世界中のどこにいたって彼らがぼやけることはない。

好きな物をやり通してきたことが、鮮やかだから。

生きて手に入れるものは、時間をかけてたわわに実るのだ。

それこそが[BE ITALIAN]だと思う。

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何かに恋をして気ままな時間を自分が豊かに生きればいい。

蛍光灯の下で過ぎて行く人生の何とわびしいこと。

目に見えない点滅で、何を豊かにできるのかしら。

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彼が帰る前にお風呂にたくさんのろうそくに火を灯してワインを飲みながら

そこで一緒にすごした、と私の友人が言ってたけど、

そういうのってすごい豊かだね、って思うよ。

ほんと。そうやってうつろう時に酔って。

私は、そういうのはしなくても(酒飲まないから)ろうそくの灯りですごしてみたい。

自由と恋する時間に乾杯!!!
EAT PRAY LOVE
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私たちはどこから来てどういう存在でということを本当には知らない。

少なくとも生きている間は。 死んでどこへ行くかもね。

研究者が定説を仰いでも確認できる証拠を並べても

「わたしはわたしをどう生きたらいい?」っていう答えには、ならない。

この"わたし"っていう意識を…できれば、楽しくのびのびと生きたい。

だから、人は悩んだり苦しんだりするんだよね。

とてもシンプルになるまで。
Miss Little Sunshine
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この映画のストーリーを友人に話していたら
「それでいったい、どういうことをいわんとしてるんだろうね。」
と、尋ねられまったく考えてなかったって気が付いた。

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「観ればわかるよ。とにかく愛にあふれてるんだよ。」と言ったけど。

mls3

そうだ、そうだ。
世の中の規範や世の中のポピュラーな価値基準なんか、くそくらえっ!!!てことだよね。
自分はみんなと同じでもないし、同じであるわけないし、他人の望んだ自分なんかありえない。
家族がともに悩んで苦しんでエンドロール前の最後のセリフが
「エンジンがかかった!」って言うところが、すごくイイ。
何もかもはきだして、何もかも思い通りにならなくて・・・何もかもクールじゃなくて。
・・・でも!それがじぶんだって知ったから、やっと動き出せる。
2006年のアメリカをよく映し出している。
誰も。
4r

[マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと]の映画の中で気になるセリフがあった。

「こんなに大変だったなんて・・・」
「何が?」
「何もかもよ。結婚生活。親になること。
世界一つらい仕事なのに誰も何も言わない。多くの犠牲が必要なんて」
「みんな、言ってるんだよ・・・でも聞き流してしまう」

聞き流してしまう。
なぜか、誰も。
魔法でもかかってるのかもね。きっと。ほんとに。
なくもんか
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友人が「よかったよ」と言うので昨日の半額デーにレンタル。
・・・確かに、よかったよ?。
私としては、クドカンの映画にして初めて!大いに良かった。
友人は「いしだあゆみの壊れ加減がいいよ?」って言ってたけどたしかにね。
恐いけどね。

私は昨年、飲食業のパートを少しだけした。
その時つくづく飲食業って厳しいな、と思った。
社会の底辺になればなるほど厳しい。
スピード、体力、器用さ、がないとつぶれる。
笑顔とか人らしさなんて二の次、三の次。
下手したら「なくてもいいですよ・・・」って話で。
もし「そんなことない、笑顔とか誠実な応対こそ大切です」というポリシーの下に勤めている人がいるなら自分がすでに接客業において成功者だと悟ったらいい。
「ありがとう!しごと!ありがとう!」って叫んでもいい。
知人に飲食業ばかりに勤めていた若者がいて私がその話をすると
「そうです!そうです!そうなんですよ?」と大いに共感を得て正直スッキリした。
(言っておくけどその子って、調子のいいタイプではない)
利益至上主義のマニュアルだらけの人間らしさに欠く店は、最終的には生き残らない。
って言い切っちゃおう、あえてこの小さな世界から!
経営者は、笑顔をマニュアルにしちゃいけないのよ。
そんなの、バカよ。
だからと言ってむかしはね・・・という話にはならない。
ただ、変化している。
たとえば今はいつもいつも、ハムカツをラードであげたものは好まれない。
身体により負担のない自然なものを、となる。
同じく人間関係においても相手を自分に執着させて、自分が活き活きするなんてのは下賎。
・・・でもね、やっぱりね、ひとってね、ラードであげたハムカツ食べたいの!
だから、互いが了解してあえてやる、やれる関係を持てる時代。

ラードであげたハムカツの美味さを元々潜在的に知っているのが人間。
ここでいうハムカツって・・・はっきりとは言いにくいけど、なんつーか生きた証みたいなものなんだけどさ。
ああ、気分が良かった。この映画。
ナットキングコールのラヴみたいな気分。

LOVE
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「一緒に観ようよ!ママ!スゴクオモシロいよ」と、誘われて観ました。
[お買物中毒な私]
愉しい映画だった?。
いいなー!
アイラ・フィッシャーヒュー・ダンシー。
久々に器の大きなアメリカの女優だなって感じだ。
私は、キャサリーン・ターナーのようなアメリカ人らしい肝の据わった感じの人って大好きなんだけど、最近のアメリカ人てみんな超自信家だったり、上げ膳据え膳的なカワイ子ちゃんばかりでつまらないなあと感じてたから、この人はHit!
子どもが4、5人いたって可笑しくないような母性を感じる。
そして、すごくコミカルな感じが素敵。
コミカルっていうのは、あれば最高の人徳だよね。
息もできないほど。
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リチャード・ギア

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って意味だっけ?リチャード・ギアの[ブレスレス]。
モラルが無くて粗野で一緒にいるのが不安な男の純愛。
これが・・・めちゃめちゃ良かった。
「愛してる!」って言葉が、いつものアメリカ映画のように甘くない。
愛しすぎて哀しい。
胸が張り裂けそう!って感じの・・。
キムタクもリチャード・ギアの作品で一番良かったと言っていた。
あら、妙なところで彼と共通項を持っちゃったわ。
あはは・・・。
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「サトエリって、存在感あんなー!」と納得した作品。
この映画、ホントに最後まで見るのが結構つらかった。
何しろ、ドロドロで恐くてもったりしてて。
だけど、観終わった後はかなりの壮快感がある。
だから途中で止めた人は大損な映画だ。
永作博美が、とても巧く感じた。
稀薄な存在の無垢な感じをマジックのように演じていた。
原作者の頭の良さはさることながら、映画の作りがすごく面白かったンだよね。
Invictus
[共感こそ世界を変える]と思っている私には、とても素晴らしかった映画。
これは、イーストウッド監督の米国への願いのようにも思えた。
改めてネルソン・マンデラの誇り高い精神に深く共鳴した。
そして祖国を誇ることの大切さを思う。
インビクタスの詩をここに載せておこう。

3

Out of the night
that covers me,
Black as the pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.

In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.

Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds, and shall find, me unafraid.

It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll,
I am the master of my fate.
I am the captain of my soul.

5

私を覆う漆黒の闇
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを

無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ血を流しても
決して屈服しない

激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない

門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が魂の指揮官

1

私は、[人間の可能性]がこういう形で実を結ぶ話が大好き。
敵を蹴落としながらではなく、情熱で人を巻き込みながら
最終的に国を一つにしてしまったマンデラはスゴイ。
そしてスポーツとか芸術とか文化ってすごいものだと思う。
こんなふうにみんなをつなげる力がある。

そう、だから・・・どんな小さなコミュニュティであっても諦めないでほしい。
情熱で、あり得ないことを可能にすることを。
たとえば、自分自身だけの問題だとしても。
共感は全世界とつながっているから。
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不思議な映画だった。

形のない自由を豊かさを生きようとする僕たちが何を定義として自由というのか。
枠無しに自由を得ることなど可能なのか?
制限のないことが豊かなのか?
自由、豊かさとは、束縛と共にあるのでは?
映画の最後の方でリードをつけ、飼い主のいない犬が
交差点を危うく飛び出し歩く場面がある。
それがまるで自由も豊かさも与えられ放しの現代人のように思えた。
クワイエットルームにようこそ
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メチャクチャ泥臭くて重いのに、スタイリッシュな映画だった。
「女優、女優」ってみんな担ぐわりには感じないから疑ってたけど
私は、こういう役の大竹しのぶって好き。
初めて彼女が「巧い」と感じられた。(他は[青春の門]かな)
たぶん・・・芯にある傲慢さと重なるからなのか。
こういう気違いじみた役をある意味
[飼いならせる]器量があることを女優って言うんじゃないか。
下手すると[冒険][挑戦]ということばの次元に留まってしまうもの。
LITTLE MISS SUNSHINE
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この映画、単純に大好きだ。
家族って何て煩わしくて、何てギャップだらけで
何て!恥ずかしくて、ださいんだろう。
だのに・・・いつも家族への想いで生きている。
幼い頃の家族も大人になりできた家族も・・・たぶん自分のすべてだ。

霜花店
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サンファジョムを観た。

まさか・・・アイゴ?!
この映画でインソン君のすべてに近いものを見てしまうとは・・・思わなかった。
ユ・ハ監督も、ここまでやるとは!
目が飛び出たかと思ったよ
よだれも出たけど
多くの者たちの煩悩が消化されたかどうかはさておき、私は楽しませていただきました。
インソン君、本当に頑張ったね

はっきり言ってチュ・ジンモの演技はスゴイのかも知れないけど、LoveSeanのインパクトが強すぎる上!最後の方の話の展開が残酷過ぎて私にとっては添え物になってしまった。
それよりも一番印象に残ったのがソン・ジヒョ。
歴代のインソン君の相手役では、一番いいと思えた。
声が低いせいもあるが、このひと、肝がすわってるというか、インソン君と同い年には思えないほど存在感が重い。
ちょうどチュ・ジンモとソン・ジヒョの間にインソン風船が結ばれたような感じなのだが、インソン君が悪いわけじゃなくこの二人が俳優というより役者肌なのだろう。
前回のユ・ハ監督作品では、すっきりしなかった脇役が霜花店では背丈も揃えてインソン君の長所を極めてくれた。
やはりどうしたって美少年としか言いようのないチョ・インソン。
難を言えば、あと少しLoveSeanを美しくとってくれたら最高だった。
見つめ合うところをゆっくりにして、もっと光を調整したり、ロマンチックな感じのカメラワークなら。
あのLoveSeanは、間違いなく男目線の映画だな、という感じだ。

動画サイトで見た時から行為の後、皇后がホンリムにお菓子をたべさせるシーンが好きだった。
ソン・ジヒョのあふれる涙がふたり以外、誰も知ることのない契りの証のように哀しく輝いて。
この映画は、男のすべてを描いているような気がする。
同性との関係も、はじめて愛に墜ちてゆく様子も、戦わずして自分として成立しないその様も。
本当にどこに境界があるというのだろう。ひとというものに。
インソンファンでないかぎり見なかったろう、この作品。
もったりとした読後感のような鑑賞後が、ユ・ハ監督らしい。

Best One
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今年、私が観た映画で最高の映画。

観終わった後、本当に気分が良かった。
久しぶりに映画らしい映画を観た。
噂では「ジソプにジファンが呑まれ放し・・・」などと聞いたが、
どう考えてもお互いの役柄が互いの性格のコントラストを強調し最高の状態に持ちあげている。
白、そして黒なのだ。

そして、褒めてあげたいよカン・ジファン!!
「アンタは偉い!」
こんなに格好悪い男を演じ切った君は、やっぱり役者だね!!!
ジソプが格好良いのは当たり前。
だってサ!
格好イイ役なんだもん。
その上、ジソプのはまり役じゃないの。
ところがサ、ジファンの役は、本当に最悪な男。
自分のことしか考えてない上に弱くて半端者。
それが、だんだんとラストに近づくにつれて人間らしくなっていく。
その描き方も役のこなし方もよかった。
だんだん男としてしまっていく。

その昔、映画が最高のエンターテイメントだった頃、
映画館から出てくる人は全員石原裕次郎や小林旭になったと言うけど
これはそんな映画さ。
二人の役者以前に映画自体格好良い。
この映画に出たってことは、男なら最高の役者冥利。

ンで?、私が男だとして・・やっぱりなるとしたらソ・ジソプの方でしょ。
そして私は女として、ソ・ジソプを羨望の眼差しで観ましたよ。
ごめんね?!ジファン!!
許して?。

松本清張生誕100年記念作品[ゼロの焦点]
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結果として、心に残ってしまった。


二時間ドラマの豪華版かな、どのくらい女優度を見せてくれるかな?、と楽しみに出かけた私。
メチャクチャだと、思った。
エンドロールで怒涛のごとく中島みゆきが流れる最後まで、ずっと続く違和感に閉口した。

直感のように謎を解いていく禎子、推測のようであるのにあまりに単純に語るから笑うほどだ。
まるで子どものように無垢すぎる禎子と泥臭く深刻すぎる佐知子と久子。
片方にはまるでストーリーがなく、片方には背景がありすぎる。
そのわりには、深刻な背景の描き方が昭和のその時期よりも浅く感じられる。
なんなのかな、いったい?
松本清張の推理小説としてのサスペンスよりよっぽど、この映画自体のサスペンス度が高い。
何をか知らないけどものスゴイ勝負か?と考えた。

「いやあ?、何だか、さっぱりわからない映画だったよ。
最後のほうで佐知子と禎子が言い争う場面があるんだけどセリフが言い終わったところでスゴイ ボリュームで洋楽のOnlyYouが流れるの。それが、何事が?!って感じなくらい合わないの!だって松本清張にOnlyYouって日本そばとグラタンを一緒に置くようなものでしょ?
その後にいきなり中島みゆきがかかってさ、かつ丼が追加されたような気分よ。
しかも最も妙に印象に残ったのがさ、憲一役の俳優の見事な筋肉だったという残念な結果も哀しい。
とにかく、昭和を描くにはほんの少しでもかいつまんだり、抜いてしまっりすると深刻さも伝わらないしリアルに感じられないんだわね。やっぱさー、小説を忠実に再現できないなら映画化はしないことだよね。リアルな昭和を知ってるだけにあ?ゆ?のってホントむずかしいね・・」
「へえ?、やっぱそうなんだ?、広末だけが平成のにおいかもし出してると思ってたけど。昭和って、昭和の中でさえ初期と後期ではかなりカルチャーギャップがあるから、一部を切り取って映像化するには難しい時代なのかもね。本当に、昭和のあの濃度と影は今の世の中と比べ物にならないよね。」
・・・なんていう会話を友人とした。確かにその通りでなのである。私は考え続けた。
本当に今の世の中と松本清張の描いた世の中では、あまりに価値観が変わった。
それこそ!TVが白黒からデジタルになったくらい、何軒かに一台の電話が自分だけの携帯電話を持つようになったくらい、空が落ちてきたかのごとく違った。
私は思った。
この映画の始まりに白黒の昭和のあの時代の風景が入り観衆の時間をスリップする。
そして映画の最後に平成の今の雑踏が映る。
禎子役の広末は平成の象徴、佐知子役と久子役の中谷、木村は昭和の象徴。
するとあのさっぱり理解しがたい映画が一つになり理解できる気になった。
売春婦であった過去を何とか、隠そうと必死になる佐知子。
弱みを見せれば、いたわるより弱みに付け込んだり指差す人があった時代。
罪と罰があり、影があり日向があった時代。
今は、違う。
ああ、こんなにも変わったのだ、何もかもがフラットに何もかも影のない時代になった。
今、世の中に、罪悪感があるとするならただひとつ。
それは愛せないこと、愛さないこと、愛のないこと、だけになった。

本当に昭和は、通り過ぎた駅のようにうんと遠く離れてしまった。
私たちが今見る昭和はまるでバーチャルなんだ。
つまり・・・これは松本清張のゼロの焦点ではなく、松本清張生誕100年を描いた映画になってるのでは?と、私はやっとこの映画の謎から解放された。

それにしても今回、友人たちとこの話をして感じたのは松本清張という作家の偉大さだ。
私は松本清張を読んだことがないのだが、友人たちはそれぞれに松本清張作品に思い入れがあった。ありきたりな言い方ではあるが、このようなファンを持つ松本清張は作家冥利につきる文豪だと改めて感じた。
ALWAYS 続・三丁目の夕日
Happy Smile
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