FC2ブログ

nico

弱者贔屓。
世の中、とかく正義のヒーローばかりがもてはやされた20世紀。

神がかりに何かを信じ、突き進もうとした昭和の人たち。

自分のなかにそういう部分!は、、、確かにある。

あるにはあるが・・・こぶしを握り、立ち上がるのは誰なのか見ている方だ。

そして絶対的に立ち上がっていない人数が少数である時、

前にいる兵の視線で自分にGOを出すずるさである。

「これは、違うんじゃないか?」初めは大声だったにもかかわらずである。

「[有頂天ホテル]見てきたよ。もう、面白かったなんて口に出すのも野暮なくらい。」

そう、友人から聞いて早速観に行った。

映画を観ながら、本当に映画人と映画に対する三谷幸喜の愛を感じた。

(彼のこだわりのロングテイクはいささか画面に酔うきらいがあったが)

今までの彼の作品が、なぜ好きだったか考えてみた。

302

それは、ずるい人間がすごく面白かったから。

「ううわっ、ずるい?!こんなずるいこと出来ないヨ!!」ってことをする田中邦衛。

「は、ハズカシーーー!!」っとTVの前で別な意味でもだえる。

そのこそばゆいことったらない!ンでも・・どうしてだろう、許せてしまう。

そういう、恥ずかしいことをするのが人間。

正義のヒーローをかぶり、猪突猛進するもすぐにその決意をひるがえす人間。

圧倒的にそういう人間らしさに軍配を上げ続けて、ジャンルを確立した三谷幸喜。

まさに弱者贔屓な作家なのだと思う。
スポンサーサイト
Designed by aykm.