nico

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ちいさいおうち
先日、会った本好きの友人が、すすめてくれたこのほん。

まるで昭和の松竹映画のような妙な新鮮さがふしぎ。

いまから最後にとりかかるけど、ここにこの作家の腕を

感じそうな予感。ホラーだったりして。そんなこともないか。

小さいおうち小さいおうち
(2010/05)
中島 京子

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読破。

さわやか~な読後感。読み進むうちにどんどん胸の中を

浄化される感覚があってそれが最後まで続く。

なのだけど…すごい重みもくる。

うん、やっぱり、ホラーのような一面もある。

にんげん、欲なしには生きられない。そういう気がした。

だけど、小さいおうちという砦を守ろうとした主人公タキちゃんの

我欲を責められないんだよね。

だって、誰だってこんなお家に住みたいはずだもの。

人の心にはいつも安住の住まいがあって、それは憧憬として的を探し続けている。

もし!こんなおうちにピッタリの場所と華やかな友人に出会ったら

ずっとそこにいたいに違いないよ。

全体がすごくスタイリッシュで構成がすごく男前で

小説として厚みがあるなあ、と感じた。

読み手がどの面で読んでもたのしめるんだよね。

浅くも深くも読める。

好きな作家だ。
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2012/04/14(土) 10:56:32 | Books | Trackback(-) | Comment(-)
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