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My Face
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ [DVD]ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ [DVD]
(2007/01/26)
ジョン・キャメロン・ミッチェルマイケル・ピット

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「Hedwig And The Angry Inch」を観た。
無秩序な世界に住む不安。
壁は、あった方がいいのか?無い方がいいのか?
男と女の間の壁はどこにあるのか?
または他人との壁は。そう、まず・・・他人との境界線。

合成着色料のお菓子って癖になる。小さい頃から、なぜかそう感じて手を出さなかった私。
ずっと食べていると終いには、気が狂う。そんなまじないのような言葉さえ、本当に感じるほど魅力的なプレゼンテーション。
「そうよ、これが欲しかったの」必ず、そう言うようになる。
だから、だめ。あの魅力の虜になる前に自分の魅力と味を知ってしまえばいい。
そうすれば騙されることはない。自分のかたわれを探すことは、ない。
ヘドウィグのカツラをかぶって見るイツハク。トミー・ノーシスに裏切られたと思っているヘドウィグ。
決して責任を取らないトミー。見事だ。

ヘドウィグの曲の歌詞が、またあらゆる人種の中にまみれながら生き育った人間の複雑な不安も垣間見せつつ・・実に深く切れがいい。
人は、自分が大事だ。しかし自分のすべてを愛する術を知らない。
しかし・・・いつかは自分のすべてを受け入れるしかない。
そのことを知った時、人は自分の顔を持てるのかもしれない。
そして、2度と人生を誰のせいにもしなくなる。

トミーと向かい合うヘドウィグが、愛していたのはトミーではなく、トミーに見ていた自分だと思う場面が美しい。
映画全体の、嘘で塗り固めたような毒々しさとひ弱なアニメーションのコントラスト。
それ自体が、彼の無垢と弱さの象徴のようでもある。
(有名なイラストレーターらしい。そう言えばたまにニコロデオンで見かけるよ)
すべてが、すんげーポップで煩く・・可愛かった!
「うえっ!!」っていうような真逆のごとくのホメ言葉の。
ドイツ人のはずのヘドウィグも映画も、あまりヨーロッパ的なまどろこしさがないのは作った本人がアメリカ人だからなのかな。

とにかく超格好いいよ。こんな映画を作れるなんて。素晴らしかった。


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