nico

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株主。
若くいようとすると、とてもせちがらい自分と同居しているような気になるので

私は、おばあさんだと認めることにした。

「わたしはもうおばあさんですから。」などと言ってみると

みょうに安堵をおぼえるので居心地がよい。

おばあさんは、かわいく、おばあさんは、ひとを安心させるものだからか、

本人さえもほっとする。

この世で、はんぶん過ぎたら楽な方へ楽な方へとながれればよい。

ところで義母のもとへ行ってみるとおばあさんになって久しいためか、

せけんというのに嫌気がさすときは、みえをはるのだと私に教え込もうとする。

私は、それをきいてふきだしてしまった。

ドラックストアで商品についてたずねるとたいがいの店員は、

安い方をすすめるのだという。それは、自分が年寄りのせいなのだという。

「おばあさんだからって安物をすすめて気に入らない。」

だから店員が、安い方の品物をすすめるときには高い方の品物を手にとって

「あたしはね、こちらの株主ですから。」と、さっと言うのだという。

「さっというんだよ、ささちゃん!」と、もたもたしがちな私にしつける。

私が、ふきだしたので義母もふきだした。

このひとは、なんてチャーミングなひとだろう。

いつも思っていたけれど。

せけんなんて、その程度にやっつけておけばよい。

おおわらいするために、ここにいるのだからね。

tkcf
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