nico

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陰影の浅い世界。
小さかった頃、私は「すべてのひとが楽しく平和な暮らしがいいな」って

思っていたと思う。

おとなが目標を高くもつと家族のこどもは、一員となって目の前の暮らしの

豊かさを見失うし、おとなが欲をかけばたいへんなことになる、と思っていた。

すごーくおとななこどもだったのだ。

だから、私はもし家庭を持つならいつも一瞬一瞬を楽しみ家族と分かち合えるよう

つとめる気でいた。

実際、母と私しかいない家族からいわゆる一般家庭にいかせる技は少なく

そういう意味では苦労をした。

しかし、素晴らしい前例のなかで暮らしてきた人間の方が少ないと思っていたから

じぶんなりに、かなり適当ではあるが大切なことだけを見つめていられるようにつとめてきた。

時代はゆとり教育を経て、新しい世代をそだてた。

いじめ、いじめと取り立たされているが、それは、TVや情報誌が売れるからで

人間の陰湿さは、昔ほどではないのではないだろうか。

どうなのだろう。

今は、暗い場所が私が子どもの時分より暗くないのではないかと思う。

明るい場所へと求めて出る気がおきないくらい暗い場所も暗くないのにちがいない。

この陰影の浅い世界を望んだのは、間違いなく今の40代、50代、60代あたりの私たちだ。

そうして、このように自分たちがつくった、この箱庭のような世界をみていると

なんだかむなしく感じることもある。

浅いレリーフは味気なく引き立つことがない。

しかし私たちは、自分たちがつくったこの世界をたいせつに維持するだろう。

にどと戻らないあの時代の人間くささにあの頃のようにへきへきすることもなく

なつかしむ今、それらはやがて誰も見知らぬものとなりつつあるのだ。

それらと引き換えに失ったものは、もうひつようのないものなのだろう。

この時代に奇跡のように野心を持っている本田や男気を見せたまーくんに

魅せられることはあってもね。

uukn
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